「こどもの本 2020年6月号」2020.06.17

お知らせが、随分遅くなってしまいました。

（もう7月号が出てます…！）

表紙と〈表紙のことば〉を担当させて頂いている

日本児童図書出版協会「こどもの本」、6月号です。

お花屋さんで見つけた、お日さまみたいな黄色の花と。

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『湖開きと夏のシロップ』

夏の始まりの夏至の日は、湖に咲く花を摘んで、

湖開きをしましょうね。

湖面にお日さまが映れば、水は明るく温かくなって、

水遊びだって安心です。

摘みとった花は、その日のうちに、砂糖と煮詰めてシロップに。

ソーダで割ったり、ミルクと混ぜたり、肌寒い日には、

温かい紅茶に入れて飲むのも美味しいです。

夏を元気に過ごすための、お守りのようなシロップです。

（表紙のことば・井上コトリ）

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エルダーフラワーのコーディアルシロップと、

ベトナムの蓮茶作り（現実とは思えないくらい素敵なので、

もしご存知なかったら画像検索してみて下さい！）のイメージを足して、

夏至祭のイメージで割るような…、そんなイメージで作りました。

そして実は、中央奥にいる女の子ふたりは、少し前にすれ違いがあり、

今まさに仲直りをした！という設定です。

なので、ふたりともどこか晴れやかな顔をしています。

現実の世界でも、もうすぐ夏至がやって来ますね。

夏至を過ぎれば、本格的な夏がやって来ます。

暑いのは苦手ですが、房総育ちのせいか、海は本当に大好きです。

九十九里は、波が荒くて、あまりおすすめしませんが、

御宿以南は、穏やかできれいで、おすすめです。

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日本児童図書出版協会　「こどもの本」