街の絵本を描き始めてから、ずっと、
どこかに家の犬(2000年没)を登場させたいと思っていて、
やっと念願が叶った。
偶然にも、クリスマスの日だったから、
サンタさんありがとう、と思った。
最後から2ページ目の、1番楽しいページに、
小さくこっそり登場させた。
あの子がこの街にいるんだ、と思うと、嬉しい。
制作の方は、最後から2ページ目の習作が終わったところだ。
これから本番を描く。
習作を描いている時、
主人公たちの、口には出さなかったけれど、
きっとずっと願っていた事が叶って、本当によかったな、
と思ったら、悲しい場面ではないのに、ポロポロポロポロ、
涙がしばらく止まらなくなってしまった。
自分で書いたお話なのに、おかしいなぁ、と思うけど、
後半になればなるほど、自分が書いたという感じは、
どんどんしなくなっていくから不思議だ。
もうすぐお別れなんだなぁ、と思う。
お別れまでに、この子たちを絶対に幸せにするんだ、と思った。
最後の2ページ、幸せな幸せなページにしたい。
