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長らく放置してしまったHPを整理中です。
古い情報はいったん削除したので、情報が少なく申し訳ございません。
XやInstagramの方は更新しております。
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2026年の手ぬぐいカレンダー「まる顔の馬がラッタッタ」

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ハルカゼ舎さんのカレンダーフェアは無事に終了しました。
ご来店いただいたみなさま、またweb shopでご購入いただいたみなさま、
ありがとうございました。

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私は今回も手ぬぐいカレンダーを作りました。
子年から作りはじめて、これで7枚目です。
2026年・午年は、「まる顔の馬がラッタッタ」。

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まる顔の馬が飛んだり跳ねたりする絵柄です。

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デザインは例年通り、上半分が絵柄、
下半分がカレンダーです。

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「まる顔の馬がラッタッタ」という詩のオマケ付きです。

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今までの手ぬぐいカレンダーと。
色とりどり。

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2026年は、「バラ色の1年になりますように」と願いを込めて、
明るいピンク“ローズタンドル”という色にしました。

まる顔の馬がすむ家は

あわせて出展した描き下ろしの絵「まる顔の馬がすむ家は」。
(sold outとなりました。ありがとうございました。)

まる顔の馬

こちらのポストカードは新作ではないのですが、
今回のフェアに便乗して?いつもより売れているみたいです。
年賀状用かもしれませんね。ありがとうございます。

カレンダーフェアは終了しましたが、カレンダーの販売は続いております。
ハルカゼ舎さんの店頭・web shopともに、若干在庫がございます。
来年のおともにぜひ、まる顔の馬を◯
ラッタッタ!と、楽しい気分になりますよ。
年末年始の贈り物にもおすすめです。

 

うーこちゃんとにんじんのロケット

 

新しい絵本ができました。

おはなしチャイルドNo.609
「うーこちゃんと にんじんの ロケット」

2025年12月1日発行

作・絵 / 井上コトリ

企画・編集 / 浅野久美子

発行所/ チャイルド本社

「しってた?」原画展終了しました

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丸善丸の内本店での「しってた?」原画展、無事に終了しました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
それから、今回の原画展や、もちろんそれ以外の場所でも、
絵本をご購入くださったみなさま、ありがとうございました。

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最終日に、丸善の書店員さんやBL出版の営業さんとお話をして、
当たり前のことではあるのですが、本を作ることができるのは、
売ってくださる人や買ってくださる人がいるからだということを
改めて感じました。いつも、本当にありがとうございます。

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「しってた?」(文 / 二宮由紀子、絵 / 井上コトリ、BL出版)
のことを、これからもよろしくお願いいたします。
近々楽しいお知らせをすることができそうです。

HARUKAZESHA CALENDAR 2026

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今年もハルカゼ舎さんのカレンダーフェアに参加します。
今回も手ぬぐいカレンダーを出品します。
その他、カレンダーにちなんだ描き下ろしの絵も出展する予定です。

HARUKAZESHA CALENDAR 2026
2025.11.7(金)〜12.1(月)
12:00~18:00
火・水・木曜日休み

「しってた?」原画展(丸善・丸の内本店)

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「しってた?」(文 / 二宮由紀子、絵 / 井上コトリ、BL出版)
の原画展が、丸善・丸の内本店にて開催されます。

会期:2025年10月25日(土)〜2025年11月14日(金)
会場:丸善・丸の内本店3F 児童書売り場内
open:9:00〜21:00(最終日は19:00まで)

つけペンと透明水彩で描いた原画です。
原画は、印刷物より少し鮮やかで、透明感があります。
「しってた?」の楽しい世界を、ぜひ見にいらしてください。

しってた?

新しい絵本が出ました。

「しってた?」

2025年6月25日発行

文 / 二宮由紀子
絵 / 井上コトリ
編集 / 鈴木加奈子
デザイン / 安東由紀
発行者 / 落合直也
発行所 / BL出版

みつあみちゃんとハルノオトズレ 2019.02.03

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「てがみがほしいみつあみちゃん」の主人公、

元気な赤毛の女の子「みつあみちゃん」の、シリーズ2作目が完成しました。

タイトルは、「みつあみちゃんとハルノオトズレ」です。

 

“みつあみちゃんとそらいろくんは、春が訪れた日の夜に、

一瞬だけ咲く不思議な花・ハルノオトズレを見に出かけるのですが…”

 

前作の「てがみがほしいみつあみちゃん」は、

みつあみちゃんとそらいろくんのキャラクターが前面に出たお話でしたが、

今作は、みつあみちゃんの住む世界そのものが、主人公のようなお話です。

もちろん、みつあみちゃんとそらいろくんは、

中心人物としてお話を動かしていきますし、キーパーソンのわにくんや、

不思議な生き物、怪しげな森の人たちも登場します。

 

今回の企画が通った時(大体の内容が決まって、制作することが決まった時)、

メッセージだとかテーマのようなものは、なくてよいと思っていました。

むしろ、そういうものを努めて設けないことが今回のテーマ、

押し付けがましいものは要らない、と思っていました。

でも、たまたまこれが春のお話だったことで、「3月号にしましょう」

というご連絡を頂いた時、少し気持ちが変わりました。

この絵本を読む頃に、卒園を迎えるこどもたちがいるのです。

メッセージやテーマというわけではないのですが、卒園するこどもたちに、

おめでとうの気持ちを込めた絵本にしたいな、と思うようになりました。

お祝いの音楽のような、花火のような、花束のような、紙吹雪のような。

そんな、できる限り美しい絵本にしたいな、と思うようになりました。

私の画力による美しさなんて、たかが知れているわけですが…

美しさは、決して形だけで作られるのではないはずです。

 

その時から、私なりに、美しさについて考えながら、少しずつ手直しをして、

今の形に至りました。

美しいということは、きっと、清らかなこと。可愛らしいこと。甘いこと。

素朴なこと。優しいこと。厳しいこと。凛としたこと。潔いこと。儚いこと。

楽しいこと。ドキドキすること。少し寂しいこと。少し悲しいこと。少し切ないこと。

強いのに弱いこと。弱いのに強いこと。汚いようで、きれいなこと。

きらりと光ること。透明感のあること。

明るさの中に闇があること。闇の中に明るさがあること。

賑やかなこと。静かなこと。暖かいこと。冷たいこと。

不思議なこと。どうしてもわからないこと。

単純なことと、複雑なこと。一瞬のことと、永遠のこと。

そういう様々なもの(時に相反するもの)が混ざり合って、

美しさになっていくのだと思います。

 

美しい風景は、美しい思い出を作ります。美しい思い出は、

いつかふと挫けそうになった時、勇気を作る小さな魔法になるはずです。

だからきっと、美しい風景を持つ人は、美しく生きていけるのだと思うのです。

「春の景色を見に行きたいな」

この本を読んで、そんな気分になってもらえたら嬉しいです。

これから訪れる新しい季節が、皆さんにとって、素晴らしいものになりますように。

 

(追記)

この企画を繋いで下さった、前任のKさん、引き継いで下さった、後任のAさん、

本当にお世話になりました!

『てがみが ほしい みつあみちゃん』韓国語版 2017.10.17

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『てがみがほしいみつあみちゃん』が、韓国語版になりました。

みつあみちゃんは、2015年に、月刊絵本の12月号として刊行された、

私の絵本です。

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絵の中にある、ポストや手紙の小さな文字も、全てハングル文字になっています。

きれいに置き換えて下さいました。

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作者的に、ひそかに嬉しかったのは裏表紙。

月刊絵本では白地(名前を書くための場所)に隠れていた部分が

出てきたことです。(左が韓国語版、右が月刊絵本)

 

月刊絵本の編集者さん、日本と韓国を繋ぐ役割の方々、

それから韓国語版の編集者さん、翻訳の方、デザイナーさん、

ありがとうございます!

自分の絵本が、お隣の国で出版されてとても嬉しいです。

韓国の子供たちに、みつあみちゃんを楽しんでもらえますように、

と祈っています。

 

すっかり後半になった2017年。絵本の方はお休みしてしまいましたが、

早く作りたいなぁ、という気持ちがふつふつと湧いています。